学生がアフターコロナを見据えた提言書を農水省に提出
2020年7月31日(金)に本校学生たちは、アフターコロナを見据え農政に期待することを提言としてまとめ、提言書を農林水産省に提出いたしました。
提言の背景
新型コロナウィルス感染症の世界的流行により、今後の世の中は産業構造を含め大きく様変わりしていくものと予想されます。また、農業界においても既に多くの場面で様々な影響が発生しており、次世代の日本農業を担う者としてはこうした状況を正しく認識し、対策を講じておく必要があると考えるに至りました。
これから農業経営者となる我々にとって、これからの農業界あるいは産業界の状況を自ら整理し、考え、農業経営者としての在り方や、どのような経営を目指すべきかを議論することは、きわめて有意義かつ重要であると考えます。また、こういった取り組みの中で我々が農政に期待する事をまとめ提言する事は、我々同様にこれから農業経営者を志し、明日の日本農業を共に担う方々にとっても極めて有意義な事であると認識します。
日本農業経営大学校では、今回のコロナ禍を農業が抱える様々な課題を克服するチャンスと捉え、ゼミ活動などで活発な議論を行ってきました。そしてこのたび、次世代の農業経営者として前向きに努力出来る環境に向けた提言としてまとめました。
今回の提言は、以下の視点でまとめております。
(1)需要喚起及び関連産業対策
(2)消費動向の変化への対策
(3)農業経営体への支援
提言書の本文はこちら
当日の様子
藤木農林水産大臣政務官への提言書提出後、意見交換会を実施させていただきました。